なぜヘボ投資家なのか?その1

 プロ投資家とヘボ投資家の差は?

 ネット上に載った記事を上げてみる。

 「ヘッジファンドなどの大口機関投資家は、他の参加者(主に個人投資家)の利益を奪うことでさらに収益をあげられるため、強引な売買を仕掛けてくることが少なくありません」

 

 機関投資家vsヘボ投資家

  • 資金量
  • 情報量
  • 戦略
  • 自由度

1~3のどれをとっても圧倒的な差分があるのは明快。そもそも伍して戦える相手ではない。それでもひげおやじが参戦していたのは、「彼らの良い所取りをして、うまく出し抜く作戦」であった。がしかし結果は悲惨なものであった。

例えば、投信の目論見書の多くには

 ・効率的な投資を目指す

 ・投資理論に基づく戦略の徹底

 ・リスクの分散

ポリシー、戦略ともに完璧である。さらにヘッジファンドは、弱小機関投資家(中小証券自己売買)をはじめとしてヘボ投資家(ひげおやじが代表)を振り回して損切り(高値買いor安値売り)に追い込み、結果として利益の上乗せとトレンドの恣意的な形成を行っているのではないかと思う。

 唯一の弱点は、彼らにはボス評価があり自由度に関して縛りがあるのではないか? 

例えば

・長期に休む(現金保有キープ)

・ボスへ説明の出来ない投資行動は起こさない

といった各ファンドのポリシー違反は許されないことで制約を受けていると思われる。

 

ほんの少しでもトータルプラスに漕ぎつけるための資金配分方策は?

1.大口機関投資家(モルガン、ゴールドマン等)の1000億円以上規模の投信へ委ねる

           →おこぼれをいただくコバンザメ戦法

 

2.株式(現物、信用、先物)は、自己資金の最大1/3を徹底する

           →揺さぶりに飛ばされないためのスタミナ温存戦法

 

3.経時的な分散を行う

          →長期トレンドに追随するドルコスト平均法戦法

 

4.材料は、両面性をもたない一方的な解釈のできるもののみに限定して吟味する

         →手のひら返しが当たり前の材料/評価に飛びつかない対ブラフ戦法

 

5.評論家、ファンドマネージャー、ストラティジストの意見はほどほどに聞く

  →少なくともひげおやじは、確度の高い分析やニュースは人には教えない。彼らは 

   情報を出す事で収入を得ているのだからそこそこの確度があればよいと考えてい 

   ると思う。

 

ヘボ投資家のひげおやじとしては大変な葛藤を伴うものであるがヘボを脱却するためにはガマン、ガマン

材料解釈について、その5

あって欲しい今後に実態を歪めるヘボ投資家

 

 買いポジションなら好材料、売りポジションなら悪材料または調整。当然ながらの

先行きの「あって欲しい今後」ではある。また当然ながらそのとおりになるかは判ら

ない。この当たり前の事を自分の願望で歪めていた事がひげおやじの失敗経験の多く

を占めていたことを思う。

 また、○○証券アナリスト、ストラティジスト、○○投資顧問の方々の意見を自分

に都合よく解釈して決済すべき時期を適切に決められずにダラダラキープして振り回

されて挙句に見切り決済&損失計上でジエンド。笑えない情けなさを繰り返して来た

と言える。

 

 

少しでも今後に生かすために

 

今後の方針(戒め)として

 ・材料の好悪両面を吟味する

  ex.1 テーパリング:誰が見ても悪材料である

  ex.2 雇用統計:景気向上なら好材料労務コスト上昇なら悪材料。好悪両面あり

  

 ・時期的な読みとイベント

   現時点でどれくらいの織り込みがされたか?

           材料の織り込みを反映するイベントの見定め

 

 ・時系列分散と資金の余裕

   イベントまでの分散投資

    →3分配を基本とした(ex.買ったら必ず間を開ける)

   読みが外れた時にショートしない余裕をもって狼狽処分を防ぐ

    →CFD(先物)の場合、資金の1/3を投資時上限とする

   朝から晩まで相場にかぶりつく様なギリギリの状態を防ぐ

    →頻繁な売買と精神的な安穏

材料解釈について、その4

6/1時点の米ISM製造業購買担当者景気指数に関して

 

発表の内容

予想 60.9 に対して 結果 61.2 前回 60.7

 

市場の反応は

 NY30   +45.86(0.13%)

 Nasdaq  -12.56(-0.09%)

 S&P500  -2.07(-0.05%)

 

思うこと

  今回はほぼ予想通りの結果を反映して相場は小動きだった

  • 仮に好結果だったらどうか?

   →素直に好材料

   →好結果はテーパリングを早めるため悪材料

  • 仮に残念な結果だったらどうか?

   →素直に悪材料

   →好結果はテーパリングを遅らせるため好材料

 

  好悪のどちらの結果が出てもそれなりの説明がついてしまう

 

 気を付けたいこと

  評論家のコメントにはすぐに乗らない。

  評論家のコメントは、買い推奨がベースにある。

  世の中の多くの人は、相場上昇を望む場合が多い。

 

  大きなトレンドを重視すべし。短期の売買に走りたい欲求を制御すべし

材料解釈について、その3

 

 売りポジションの延長を決定

 

  予定の「5/18 FOMC議事要旨発表 にて売りポジション解消」 を延長する

 

  理由 各委員のテーパリングの示唆はあった。しかし、ナスダックは下げ、NY30

     は動かず。よって、テーパリング未消化と判断し、以下のイベントに決定

 

     6/10 CPI(消費者物価インデックス)

     6/15 FOMC会合

 

 以上

材料の解釈について、その2

 最近のインデックスの下げについて

  NY30先物    34,969ドル(5/11)→33,286ドル(5/13) ▲5%

  Nasdaq100先物  13,700pt(5/11) → 12,950pt(5/13) ▲5.5%

  日経225先物   29,558円(5/11) → 27,218円(5/13) ▲8%

 

 材料解釈について、その1で話題とした「テーパリング」を材料とした調整下げを心配した投資家が二日間に渡って売ってきたというところかと思われる。予測は確かに当たった。しかし、投資結果はどうか?実は天井到達前にNY30先物で1,000ドル上げた後1,600ドル下げの大きな上下動をしている。これは、売買の時期判断を誤ると読みは当てたが、タイミングがずれて利益を上げるどころか損失を出すことになってしまう。

 

ひげおやじの実態として

  • 下げを予測してNY30先物を売りにて以前から継続保持
  • 5/11の天井に駆け上がるまでは大きく損失が発生で追証発生

→この時の保証金比率は200%→90%に急落

  • 仕方なく全ポジション解消にて損切
  • その後の天井後の下げで再度、売りポジションを形成
  • 2日後に決済
  • トータル決済は、残念ながらマイナス

 

反省事項

トレンド読みは当たった

しかし、天井をつける時の上下動についていけなかった(踏み上げさせられた)

その後の下げで半分程度のみを損失回収

証拠金比率は、余裕を持つべし

 →余裕のないポジション形成はプロの餌食となる

 →精神衛生上シニアにはよろしくない

 

今後の方針

  世の大部分の人は株価上昇を支持しているのは、既定の事実

  今回の売りポジションは、5/19のFOMC議事録要旨発表をもって手仕舞い

  このトレンドを見定める証左を探して時系列分散投資を方針とする

 

格言:同じバスケットに卵を入れるな:時系列、投資先の分散投資の勧め。

ひげおやじの失敗の原因の多くはこれに起因したものと思う

材料の解釈について、その1

 

 

前回の「トランプ大統領当選」という材料は好悪両面の解釈が出来、解釈の仕方によって正解と不正解が分かれた。

今回は、例えば直近の材料である「アメリFRBのテーパリング」という材料について考えてみたい。

FRBの債券買い入れの縮小(テーパリング)およびその後の金利上げ

  →プロのアナリストも素人もすべての人が将来実施されることは同意している

  →問題1:テーパリングをいつ始めるか?

  →問題2:いつの時点で市場が織り込み始めるか?

  起りうることと好悪は決定していて、「いつ」を想定する対応が損益を制する

 

上記の条件でひげおやじのトレンドの読みは以下の通り(これも当たり前事象か?)

  • 市場の織り込みの始まるまでは上昇
  • 織り込みが始まると上昇下降を繰り返して水平飛行状態へ突入
  • テーパリング実施の確定の発表で急落
  • その後数か月の調整

 

 対応は?

   A.「買い」急落まで持ち続ける

     →利益=上昇期間の上げ-急落の下げ

   B.「売り」急落後まで持ち続ける

     →利益=-上昇期間の上げ+急落の下げ

   C.「買い」急落直前まで持ち続けて直前の兆候を察知して売る

     →利益=上昇期間の上げ

 

 Cの対応が良いのは当たり前でありだれもがこれを狙う。しかし、いくつかの誤解釈とサプライズリスクの前にひげおやじが分類される弱小投資家の多くは願望が粉砕され損害を計上してきた。

 よってCの対応よりローリスク/ローリターンではあるが、AまたはBの対応が情報と資金力の圧倒的に不利なひげおやじのような弱小投資家の態度ではないかと思う。ちなみにひげおやじはCFDにてNY30先物の売りを継続中、残念ながら含み損を抱えている。直近のテーパリング発表による1000ドル超の調整待ちである。どうなりますことやら・・・

 

格言考察

 「もうはまだなり、まだはもうなり」:いつ起こるかは確定出来ないという解釈

材料解釈の失敗例

株価を動かす材料についての解釈の失敗例

 

 過去に思い出せる材料解釈の失敗について記憶を辿りながら書いてみたい

 

 トランプ大統領当選(2016

  まさかの泡沫候補クリントン候補を破って当選。その時の材料は

   ・アメリカファースト政策

    →アメリカ優先政策によりウォール街は活況か?

    →TPP離脱で経済が縮小

   ならず者大統領では、経済政策はうまくいかない。その証左に側近が次々と

   退任。よって、株価は右肩下がりと判断。インデックス225先物を売りに出た。  

   結果は

    見事に大外れ、株価はその後半年以上に渡り上昇!

   当時のマスコミの論調は

    「トランプは何をやっても信任を得られずダメ」と良識派の解釈が主流だった

     と思う。しかしながら強引な実行力で減税ほかの手法で高株価を推進。

 

   【当時の自分の投資行動を振り返って】

   ・「上げ下げ」もどちらにでも解釈できる材料の「下げ」にかけて、その後は

     自分に都合の良い情報だけに期待をかけ続けて最後はギブアップ!

 

    「上げ下げ」の解釈がどちらでもできる場合はどうすればよかったか?

     選挙後2週間程度注視。その後に後追いで「買い」。結構忍耐が必要だった

    と思うが、ファースト100日までは持続。その後「売り決済」。これが正解

    だったかも?

     この方式は、波乱のバイデン勝利(2020)でも有効であった様である。

 

ヒゲオヤジの反省点と今後の糧

   ・自分の解釈が正しいと思いたい気持ちをどうコントロールするか?

   ・投資判断は「希望的観測、恣意的な評論」を如何に排除できるか?できたか?